もはや仮称「ロクアイタンポポは六甲アイランドの専売ではない
今日2019年4月22日 武田尾十万の辻の西下り坂で巨大なタンポポの群れを
発見、車を留めて観ると六甲アイランドで見た巨大タンポポそっくりでしかも道路
の左右に群生し株も大きく草丈は40cm以上もあった。付近にカンサイタンポポ
の群れも沢山有り、カンサイタンポポとセイヨウタンポポの交配雑種にほぼ間違
いないと思われます。

名付けて「ジュウマンタンポポ」









総苞外片は殆ど反り返らない






草丈は40cm以上ありました。




付近のカンサイタンポポ







2015年4月22日 萩市大照院で撮影したタンポポも綿毛だけでしたが
巨大タンポポでした。あまりにも大きく綿毛が綺麗だったので撮影していました。
この時季に花は終わって一斉に綿毛になっていたと言うことは普通のセイヨウ
タンポポでは在りませんね。ロクアイタンポポも花は早く終わると聞いています。







タンポポビオトープ






雄蕊は何所に有るのでしょうか?





タンポポの雄蕊は何所に有るの?

図鑑にはタンポポは「単為生殖」と書かれているもの、あるいはカンサイタンポポは「両生生殖」
セイヨウタンポポは五倍体で「単為生殖」と書かれているものがありました。
私自身疑問が多く実物を分解して調べてみましたが分からないことだらけです。
この巨大タンポポを含め殆どのセイヨウタンポポには雄蕊の花粉が有りました。
シロバナタンポポも在来種だが、五倍体で単為生殖のようだ。

5月6日神戸電鉄有馬口駅から六甲山裾にかけて道端に有ったものは全て
柱頭にもその下の筒を分解しても、雄蕊の花粉は有りませんでした。
これこそ純粋なセイヨウタンポポで今まで観たものは殆どが雑種であったと思います。


2019年5月10 福島区民センター〜淀川左岸河川敷の植物観察で沢山の
セイヨウタンポポの花を観たが全て柱頭に花粉が付いており、雑種であった。


冠毛と痩果

 
その後、牧野日本植物図鑑を見ると、「単為生殖」と言う言葉は出てこず、
セイヨウタンポポも、「
両生で結実する」(1141ページ) と書かれていました
益々訳が解からなくなりました。




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