カラスの子育て日記

2021年2月16日 
芦屋の温泉「水春」の露天風呂の
目先にハシボソカラスの営巣を発見
どうも抱卵中のようだ、時季的には
2か月ほど早いが温泉の傍なので
特例かも知れない。又自然界なら
カエルやヘビ等雛用の餌が豊富
な晩春から初夏が子育て時季だが
市街地では人間が出した生ごみが
主食なので子育ての時季を選ばな
いのかも知れない。
高い樹の上なので抱卵中は見えず
抱卵交代の時だけ姿が観れるのか。
入浴代1200円は少し高いが
巣立ちまで観察を続けよう!

2月18日隣地から撮影



動画210227_140914.mp4 へのリンク

2月16日露天風呂の硝子窓から


動画210222_161626.mp4 へのリンク

巣の中でカラスの姿は見えない


湯につかり30分ほど眺めて
いたらモゾモゾと動き出した




食事へお出かけか 飛び立った


動画
210223_185226.mp4 へのリンク
210223_184639.mp4 へのリンク


動画210227_134115.mp4 へのリンク

2月21日
近くの植え込みから小枝を巣へ
運んだ、未だ産卵前だったのかか?




 

3月3日 外部から観察

40分位座った儘なので抱卵中か
産卵直後なら3月20日過ぎが孵化予定

1羽が飛び立った直後
2羽一緒に戻ってきた。


3月8日 抱卵中


3月9日露天風呂から抱卵中


動画210309_125727.mp4 へのリンク

3月14日 抱卵中




3月22日
抱卵中の♀に♂が餌を持ってきたのか

雛が孵化していたかも知れないが巣の
中が見れないので判らない。

直ぐに飛び立った
未だ孵化してないようだ


3月27日巣に帰った直後だが餌を加えて
居ないので未だ孵化していないのか。

そうではなく餌は胃に中に入れて持ち
帰り半消化の状態で雛にやるようだ
鳩のピジョンミルクと同じかな?


4月7日初めて雛を観る
随分大きくなっている
何羽居るのかか定かでない。
外の駐車場から望遠で撮影






露天風呂からの動画
210407_150227.mp4 へのリンク

4月8日新三田駅武庫川のサクラ
の木にも営巣していた。


4月11日 2羽育っていました。

やはり餌を咥えて運ぶのではなく
胃の中に入れて半消化の状態で
雛にやっているようだ。


4月19日 
大きくなったが未だ甘えん坊




羽ばたき練習


兄弟2羽でお留守番
羽ばたきの動画
210419_173325.mp4 へのリンク

4月24日
随分大きくなりました。
食べ盛りの子供2羽、親も大変だ。

命名=左が黒吉・右が黒子


羽ばたき練習


4月26日
今日は3羽の雛が確認できた


4月29日 雨の凌ぎ方
28・29日大雨、雛はどうして
いるか座って居るより立って
いる方が濡れにくい。



親は何処かで雨宿り?
暫く待ったが帰ってこない。

5月3日甲山公園みくるま池、
親が小さなカエルの様な生餌
を咥えて水辺で洗い、小さく
千切って食べていた、雛に
やる為半消化して運ぶようだ。

水洗いするとは驚きだ!!

カエル(特にアマガエルやヒキ
ガエル)は皮膚に毒が有ると
言われています

望遠カメラでなくスマホなの
で不鮮明残念!

水洗いして

小さくちぎって

飲み込んで運ぶ

その後、望遠カメラを持って
何回か観に行くもカラスは来ない
子育てが終わったので来ないのかも。

NETでこの様な映像も有りました。



宮崎県幸島のイモ洗い猿は有名だが
これは洗っているのではなく、海水で
塩味をつけて食べているのが本当の
理由で、人間が与えた綺麗なサツマ
イモを洗う必要はなく、人間がスイカ
に塩をかけるのと同じだと思う。

5月4日 巣立ち
車を駐車と同時に雛3羽
が巣から飛び立った。
シャッターチャンスを逃した。
悔しい!!
だが付近の枝や屋根に
留まって様子を見ている。
暫く待ったが巣へは戻らない。
親も見当たらない。

空にになった巣








何時もの撮影場所である
隣地の駐車場から50倍レンズ
カメラから巣まで約80m





3羽とも元気に巣立ち
子育て日記の終了。

産卵3月 3日頃〜約25日で孵化
  孵化3月27日頃〜約40日で巣立ち
5月4日巣立ち



今回の観察で最大の発見は

@ 餌は親鳥が細かく千切って
   飲み込んで運び半消化の 
状態で与える
・・・・
   鳩のピジョンミルクのようだ

A 親は餌を水で洗って小さく
 千切って飲み込み運ぶ


2022年5月17日

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