六甲アイランド外周緑地植樹調査
2018年11月7日
約30年前竣工した人工島にまるで森の様な緑地帯あるとは知りませんでした
2018年10月22日のどの様な木が植えられているのか樹木調査をしました。
僅か4時間でしたが83種の樹木が確認されました。その後神戸市みなと総局を
通じて建設局から竣工当初の植栽計画図とそのリストのコピーを提供してもら
いどのように変化したか、またリストに無くてその後自生した樹木があるのか
を調べました。リストに無くて現存する樹木の代表例は「ハマビワ」が1本と、
北・西・南・東の全区画に沢山自生いる「ナワシログミ」が目に付きました。
ハマビワは公園(北)緑地西側に♂が1本自生、何故なのかその理由が11月
7日に判明しました。民間の積水ハウスが分譲したW-3マンションの中庭に若
い実を沢山付けた♀が3本植えられていました。公園緑地の♂とは直線距離
で約200m、鳥が食べて運んだことが容易に想定されます。
E-7のマンションに
も4本植えられていました。

ナワシログミがどうしてこんなにたくさん自生したかは、やはり鳥の仕業としか
思えません。
 4月初旬には巨大な「ロクイアイタンポポ」が見られるでしょう



建設局から提供された植栽計画図とリストの一部




竣工当初は136種以上が植えられていた。


西緑地の散策路



公園緑地西側に1本だけ自生するハマビワの♂ 10月22日
雄木なので実は出来ない

雄木なので実は出来ない


11月7日発見したW-3マンション内の♀2本

4〜5月には立派な実になる


外周のどの区画にも生い茂っていたナワシログミ


ロクアイタンポポ
2004年に当地で発見された巨大なタンポポ。草丈30cm、花径5〜6cm
その後各地で出現しているそうです。




左セイヨウタンポポ           2019.4.1           右ロクアイタンポポ




左セイヨウタンポポ                             右ロクアイたんぽぽ

ロクアイタンポポは 総苞片:約40  花弁:舌状花約170+筒状花約50=約220 でした。


2019年4月9日 自宅近くの阪神電車高架橋下(西宮市)でよく似たタンポポがありました。


又大坂東成図書館前でも撮影された写真を頂きました。2019年4月5日

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